消防士なんですが、社労士、マン管、司法書士の試験にチャレンジしてみることにしました。
別に消防士から転職したいわけでも、仕事の内容や待遇に不満があるわけでもありません。
単純に勉強内容に興味があるからなんですが、なんで消防士が?と思う方もいらっしゃるでしょう。
私は、ずっと現場で水難救助隊などの部隊にいたのですが、隊長をしばらくやった頃に毎日勤務、いわゆる事務職っぽい勤務になりました。
それまでも消防に直接関係ある資格はバカスカとっていましたし、英語やスペイン語の資格や法学検定、ITパスポートなんかもとっていました。
消防学校で教官をやることになったとき、行政法を教えることになり、
こりゃちょっと資格試験でも勉強するか!
ということで行政書士をとりました。
もともと大学時代に行政法を専攻していたこともあり、楽しく勉強できたことから、なにかきっかけがあると資格試験の勉強をするようになりました。
例えば、今年の前半、消防署で企業相手に防火防災指導をしていたときに、仕事の相手が超大企業や旧財閥系の巨大不動産会社だったのですが、相手方を理解し、防火防災に力を入れてもらうにはどうすればいいか?と考えたときに、担当者の名刺に宅建士の肩書きが記されていることに気付き、まずは相手の学んできたことを知るといいかも!と思い、先月、宅建士をとりました。
また、クレーム担当の責任者もやっていたのですが、ある消防署員がマンション管理会社の担当者から消防署は区分所有法を分かってない!と言われ、その管理会社の担当者が管理業務主任者だったので、じゃあ!と今月、管業の試験を受けました。
これらのことから調子に乗って、もっと難しい試験にチャレンジしたい!と欲が出てきたのです。
マン管は、単純にせっかく区分所有法を勉強したのならもう一丁!
社労士は、社会人なら知っているべき内容かな?
司法書士は、民法や会社法が今までの試験で行政法以外の得点源だったので、どうせなら極めたい!
という思いがあります。
もちろん、どれも今までとは難易度が違うので、ボロボロになるのは分かっています。
また、業として活躍するために資格取得を目指している人たちが何年もかけて勉強して受かるかどうかの試験を、こんな甘い気持ちでチャレンジすること自体にも引け目も感じています。
ただ、一旦、興味を持ったらトコトンやるまで止まらない性分なので、
そして、何度玉砕しても諦められないストーカー気質なので、
無謀にもやっちゃうことに決めました。
そんなこんなで、珍道中の始まりです。